トマトは一番花を待たずに植え付ける!?
自然菜園では、トマトは一番花を待たずに植え付ける!?
昨年から、野菜の自然菜園に取り組んでおります。
自然菜園をはじめた理由は、家庭菜園のうどん粉病が年々ひどくなり、なにかやり方を変える必要があるのでは、と考えたからです。
自然菜園を実践してみて、キュウリのうどん粉病は明らかに軽くなりました。そして、草を抜かなくてよい(圧倒的に楽)、耕さなくてもよい(やや楽)自然菜園は、ものぐさガーデナーのワタクシにはもってこいの栽培方法でした。もうこれからは、自然菜園でやっていくぞ、と心に決めたのでした。
昨年はミニマル家庭菜園のスペースの都合上、トマトを作ることができなかったので、今年は張り切ってトマト栽培に取り組むべく、春先から屋内で種を蒔き、大事に苗を育てて参りました。
そろそろ栽培方法を確認しておこうかしらんと、私の自然菜園のバイブル『これならできる!自然菜園』(竹内孝功 著)を確認したところ、
な、なんですって!
トマトの栽培のポイントのところで「本葉5~6枚の、蕾が小さく見えるくらいの若苗で定植するのがおすすめ」と書かれているではありませんか!
トマトは本葉8~9枚で第1花房の1番花が開花したら植え付ける、というのが定説だと思ってのんびりかまえていたら、花が咲く前に植えろと言うのか!
そのうえ、「大玉トマトでも第1花房が確実に着果すれば、樹ボケする心配はなくなります。」とあります。ということは、第1花房は取り除かないのをよしとしている、ということになります。
私は、尊敬するヒゲおやじさん流の、第1花房は取り除くというやり方を導入してから、トマトの実付きがよくなって喜んでいたのですよ、、、うーーむ、悩ましいぜ。
もはや情報過多です。
ヒゲおやじさんと自然菜園の、いいとこ取りでやってみよう!
ヒゲおやじさんの第1花房を取り除くやりかたは、上手くいくことが経験上もうわかっています。自然菜園の方は、トマトに関してまだ経験に裏打ちされたものはありませんが、同じナス科のピーマンは豊作でした。どちらかを選ぶのは無理ー!
てことで、両方のやり方を取り入れて、ワタシ流でやってやりましょう!
トマトの苗を本葉5~6枚の若苗で定植
まずは自然菜園のやり方。本葉が5~6枚での定植です。私はトマトを種から育てているので、本葉何枚目で定植するとかは自由自在の楽勝だぜ。と高をくくっていたところ、畑の準備が間に合わず、苗がすっかり育ってしまいました~
固定種のゴールデンクイーントマト(右)とスタピストマト(左)です。
スタピストマトは葉っぱがジャガイモの葉っぱみたいで、可愛いですねぇ。
ゴールデンクイーントマトは本葉8枚、スタピストマトは本葉12枚です。
ただどちらもまだ蕾が見えていないので、よしとしましょう。
コンパニオンプランツのニラと一緒に植え付けました。斜め植えです。まだ蕾が見えないので、花房を手前に向けることはできません。
まとめ
花が咲いたら、ヒゲおやじさんから教わった(勝手に)第1花房を取り除きます。せっかくなんで第1花房を取り除くのと、取り除かないの2パターンでやってみようと思います。